新卒採用が中心の大企業に転職する可能性はないのか?

大企業を希望する理由は明確ですか?

 新卒で色々な会社を受けたものの、結局大企業には就職できずに中小企業に就職した若者には、いつまでも大企業へのあこがれや、大企業に入社した友人への妬みがあるようです。しかし、大企業に入りたいと思う理由は何でしょうか?多くの人は、中小企業より収入が良く、倒産などのリスクが少なく、教育なども充実している事を上げるでしょう。確かに、そうした側面はありますが、大企業と言えども最近ではリストラも頻繁に行われ、会社が消滅した例も後を絶ちません。本当に、大企業に入れれば、自分が幸せになれるのかをじっくりと考える事がまず必要です。

 

それでも大企業へ転職したいと思う場合、そのチャンスはあるのでしょうか?

 大企業は新卒の定期採用を中心に人材を確保しています。それは今も変わりません。しかし、大企業においてもキャリア採用をして転職者を受け入れる事もあります。まずは、企業が事業の中で戦略的重点分野を決め、そこに人材を投入したり、場合によっては企業買収してでも早期に体制を構築しようとするような場合です。こうした場合には、不足する技術スキルを有する人材などをキャリア採用する場合があります。

 

 また、先に述べた様に、大企業も経営状況を反映し、リストラを何度も行う時代です。こうしたリストラを断行する年には新卒の採用も極端に絞られます。こうして経営が改善し、拡大基調になった時、ある世代の人材が少ない事が拡大の足かせとなる事があります。そんな時に、必要なスキルを持った人材をキャリア採用する事も多いものです。

 

大企業への転職チャンスがあればチャレンジするのも良いですが、拘り過ぎない事も重要です!

 先の述べた様なチャンスがあれば、大企業への転職に挑戦するのも良いでしょう。しかし、決して大企業への転職に拘る事は止めた方が良いでしょう。その理由は、大企業が門戸を開くのが不定期でいつ訪れるのか分からない事と、それ以上に中小企業や、中堅企業でも自分を磨き、自分の成長につながる優れた会社が多数あるからです。転職を考えるにしても、大企業に拘るのではなく、自分の成長に最も適した会社を幅広く考えるべきなのです。